2017年1月6日金曜日

【私のアトピー治療記03】身体の洗い方など

今日はお風呂に入る際の『身体の洗い方』についてです。

今回の内容は、皮膚炎の症状が軽い方にはあまりピンと来ないかも知れません。
が、意外と大切なことなので知識として知って頂くでけでも良いと思います。



・シャンプー
皆様もよく使っていると思います
シャンプーや石鹸、ボディソープなど身体を洗う洗剤ですね。
特にアトピーが酷くなって肌がゴツゴツしたりデコボコしたりすると、
悪い菌が増殖している気がして、
しっかり泡立てて洗ったりしたくなりますよね。
これが大きな間違いです。

皮膚表面の皮脂膜を落とし過ぎてしまいます。
特に肌が荒れている所は急拵えの肌なので
皮脂も落ちやすいのです。

おそらく洗い終えた時には
スッキリ爽快な感じがして気持ちいいと思います。
しかし、
肌にとってはバリアを引きはがされて
緊急状態になっています。

その結果、さらに皮脂量を増やし、かさぶたを量産し、
肌はより痒みを増しガサガサになっていきます。



・シャワー
湯船で入浴すると痒くなったり、
かさぶた等の老廃物が沢山出て
お湯を汚してしまうため、
シャワーで済ませます。
という人も多いのではないでしょうか。
私もその一人でした。
だって掃除が大変ですものね。

シャワーなら老廃物が流れていくので、
掃除がすごく楽ですから。
しかしながら、身体には実は負担になっています。

シャワーだと水に勢いがあるため、
お皿の汚れを水で落とすように、
肌の皮脂を落としてしまいます。
特に肌が荒れている人は先ほども述べたように、
皮脂が落ちやすいため気をつけた方がいいです。

湯船だと痒くなるというのは
シャワーと違い刺激がないため
痒みに気づきやすくなっている場合が多いです。

湯船にビタミンC(アスコルビン酸)を入れて
水道水の塩素を中和すると、
痒みの発生が抑えられます。

シャワーでも塩素刺激を受けてはいるのですが、
水が肌に当たる刺激の方が強いため
気付きにくいようです。



・お湯の温度
お湯の温度は体温より少し高めの38度くらいがオススメです。

温度が高すぎると皮脂が溶けやすく、
低すぎると身体が温まらず、
血流促進の効果が弱まるので
体温プラス1~2度が良いでしょう。



・お風呂上がりの保湿
保湿については少し厄介です。
基本は保湿をした方が治りが早いです。

軽い肌荒れでしたら、
きちんと保湿して上げると
一晩もすれば綺麗に治るでしょう。

ただ、
肌表面がゴーレムみたいに
ゴツゴツに荒れてしまっている場合には
注意が必要になります。

肌の表面にいる菌(黄色ブドウ球菌)が
標準数ならば問題ないのですが、
肌がゴツゴツになり表面積が増えると、
この菌も多くなり過ぎてしまい
痒みを引き起こす場合があります。

この状態で保湿をすると菌にとっては、
広い土地に最高の環境となり
短時間に大増殖をしてしまうのです。

もしも痒みに耐えれないようならば、
肌の回復は遅くなりますが、
保湿をせずに固くなった皮膚が、
自然にはがれ落ちるのを待つ方が
治療が成功しやすいです。

この方法は、実践から数ヶ月間は
痛みや見た目の酷さがもの凄いので、
軽い気持ちでやらない方が良いと思います。



いずれも経験談から書いているので、
現在はもっともっと効率的な方法があるかも知れません。

ただ、大半のお医者様は
当たり障りのない薬品を出し、
うまく治らなければ首を傾げて
「とりあえず、何かあればまた来て下さい」
と同じ薬か違う種類の薬を出すだけで、
原因を探す努力を怠るばかりです。

第一に食生活。
第二に血流。
第三はストレス。

今回は第三の部類ですね。
この他の部分が凄く大切です。
皆様の健康を陰ながら祈っております。

mitineco

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