2017年7月20日木曜日

カーズ3作目のクロスロードは、子供よりも大人が夢中になる映画かもしれない。



こんにちは。
mitinecoです。

先日ディズニーピクサーの「カーズ」の3作目にあたる「クロスロード」を見てきました。

とても面白かったので感想を記事にしておこうと思います。

これからご覧になる方も多いことと思いますので、なるべくネタバレをしないように書いていきます。



|カーズ ~クロスロード~ の感想


今回のカーズは、見る人の人生経験によって見終わった後の気持ちが180度変わるほどの作品ではないかと思います。

ツイッターにもこんな一文を投稿しました。



「1作目の正統進化」と表現する方も多いのですが、私には2作目の経験があったからこそ、ここまで感動できる展開になったようにも思います。

もともとマックウィーンは「自分には何でもできる」という前向きな考えと優れた才能を持っていました。チャレンジ精神に溢れたとても格好良い主人公です。

しかし、失敗を他人のせいしたりするような弱い一面もありました。



3部のマックウィーンにも、これらの特徴は健在でした。

ただ、今作では彼一人では超えられないような壁に直面します。

時代とともに次世代の車が登場し、一緒に競い合った車たちはほとんどレースを引退してしまいます。

自分よりも性能が上の車ばかりになってしまい、ともに競い合ったライバルも消えていき、マックウィーンにも「引退」へのプレッシャーがのしかかってきます。



もしも1部のマックウィーンならば、周りに相談することができなかったでしょう。

2部で親友のメーターとの絆が強くなったことが、マックウィーンを一回り成長させたのでしょう。

今回のマックウィーンは、自分が大変なときにも、人に八つ当たりしてしまっても手遅れにならないうちに仲直りしようとしたり、人を勇気づけることができるほど大人です。

それぞれ映画館で見てきた身としては「成長したなぁ」と感慨深い気持ちになりました(笑)



|カーズ3を楽しめる人はどんな人?


このカーズ3やトイストーリー3の素晴らしさは、大人になると分かると言う人が大勢いますが、分かる人は大人子供関係なく理解できるし、たとえ大人でも理解できない人もいることでしょう。

それは年齢ではなく、その人が似た経験をしているかどうかが重要だと思います。



もしも映画を見て「話の良さが分からない」「ラストの展開に納得できない」と思った方は、恵まれていると思って欲しいです。

いつか辛いことがあったとき、大きな壁に直面したとき、そう言う場面でこの映画を見ると、涙が止まらなくなるかもしれませんよ。



|まとめ


カーズの3作目は、大人も大人なりに楽しめる映画でした。

個人的には、文学作品に引けをとらないくらい洗練された映像作品だと思います。

トイストーリー1、2は小学生に、カーズ1、2は小・中学生に、それぞれの3は大学生や社会人になったとき、または人生の転機に見ていただきたいです。



最後まで読んで下さいました方へ、
どうも有り難う御座います。


mitineco

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