こんにちは。
mitinecoです。
ここ2日間は一見ハードトレーニーの人向けの内容ですが、実は一般人の人にこそ見ていただきたい内容でもあります。
例えば、
・ダイエットで思ったように脂肪が減らない
・筋トレと食事を気をつけているのに筋肉がつかない
どちらもトレーナーに言われたことはやっているのに、何故か結果が出ないという人がいます。
こういったトレーニング初心者や中級者、そして、トレーニングだけで食生活へのアドバイスが不十分な指導者にこそ、この2日間の記事が大切です。
この記事では「運動や筋トレ、たんぱく質の摂取に問題が見当たらないのに結果が出ない」といった疑問についてのアドバイスを紹介していきます。
|筋トレやダイエットに大切な消化、吸収、排出
筋トレも運動も、筋肉をつけるための食事や代謝を上げるための栄養をとっているのに、
・ダイエットで思ったように脂肪が減らない
・筋トレと食事を気をつけているのに筋肉がつかない
といった質問をいただくことがあります。そうですね、だいたい真面目に頑張っている人の、10人に1人くらいの割合ですね。
たいてい食生活などを伺ってみると、とある共通点があります。
食べものでいえば、、、
・お酒をよく飲む
・甘いものをよく食べる
・安価な油を使ったものをよく食べる
・食べ過ぎ
生活でいえば、、、
・よくお腹の調子を崩す
・寝不足や過労などストレスが多い
などなど、栄養の偏りやとり過ぎ、それに伴う消化不良や、生活面の多忙さといったものがよくあります。
筋トレや運動をしているのだから、栄養は多い方が良いんじゃないか?
と考える人が多いのですが、いくら大量に栄養を摂っても必要な栄養素が足りていなければ、きちんと分解し代謝することができないため、結局は使われずに排出されてしまうことがあります。
生活面でのストレスが多かったりして、ホルモンバランスが崩れていると、なおさら代謝がうまくできなかったり、消化器官の回復もうまくできなかったりします。
このため、過去記事でもあるような、肝臓や腎臓による尿素サイクルみたいな排出トラブルのように、余った栄養素の排出トラブルが起こるのです。
栄養の過剰摂取はむしろ、消化器官にとってマイナスというワケです。
|肝臓の仕事について
この排出にも関わる「肝臓」にはほかにも仕事があり、肝臓の仕事は大きく3種類に分けられます。
【肝臓の仕事】
・解毒(アルコールなどの分解)
・食べものの分解
・体脂肪の分解
肝臓はアルコールやアンモニアなど、体への影響力の強い物質を解毒します。
これらの物質が体内でさまざまな反応を行うと体にとって良くないため、肝臓は優先的にこの解毒を行います。
その後に、食べものなどの分解や代謝が行われます。
つまり、アルコールなどをとり過ぎてしまうと、食べものの分解が行われにくいのです。
肝臓の能力によっては解毒だけで精一杯になってしまうこともあり、食べものの分解ができないこともあります。すると、お腹を下してしまったり、吐き気を催してしまうことがあるのです。
この他にも、分解や代謝が大変なたんぱく質が多すぎるとき、糖質の摂りすぎて分解や代謝に必要なビタミンやミネラルが不足するときも、肝臓は食べものを消化しきれません。
運動をするときに脂肪を分解してエネルギーに変えるのも、肝臓です。
脂肪は少しずつ分解されて肝臓へと運ばれます。そして、肝臓でエネルギーとして利用できる状態まで分解されます。
しかし、解毒や食べものの分解がオーバーワークとなっていると、肝臓の分解能力が低下しているため、せっかく運ばれてきた脂肪はそのまま流れていき、もとの場所へと戻ります。
つまり、肝臓が機能していなければ、「食べものを体に使える状態にする」ことも「体脂肪をエネルギー利用できる状態にする」こともできないのです。
|肝臓の機能を高めるには?
肝臓の機能を回復させるには、
・必要な栄養素をとる
・肝臓を休ませる
必要な栄養素については、わかりやすく詳しく紹介されている記事があったので、リンクを載せておきますね。
『参考リンク』肝臓に良い食べ物とは? 提供:ヘルスケア大学
肝臓が分解をするときにはビタミンが欠かせません。ビタミンをバランスよくとることが大切です。
そのうえで、肝臓が弱っている人は、抗酸化作用のあるビタミンA、C、Eを多めにとるのが効果的です。
肝臓で分解が行われると活性酸素が発生するため、オーバーワークになっていると、しだいに肝臓は老化していくため、抗酸化ビタミンで若返らせることで機能が回復していきます。
そのほか、細胞の再生に必要となるたんぱく質、余分なものの排出を手助けする食物繊維などを中心とした食事を心がけると効果的です。
必要な栄養素をとることも大切なのですが、肝臓の能力が著しく低下しているときには、肝臓を休ませるほうが良い場合もあります。
肝臓の機能が低下している分、食事の量を減らしたりして、余りものによる悪影響を減らすことで、肝臓へのダメージを軽減しながら栄養を与えることができます。
ただし、この方法は栄養自体が少なくなるため、筋トレとの併用には不向きです。
体の療養期間と、体の成長期間とをきちんと分けて考えるのが大切です。
|まとめ
肝臓には3つの役割があります。
【肝臓の仕事】
・解毒(アルコールなどの分解)
・食べものの分解
・体脂肪の分解
そのため、筋トレやダイエットでは肝臓が、
「食べものを体に使える状態にする」
「体脂肪をエネルギー利用できる状態にする」
つまり、肝臓の機能が低下していれば、筋トレもダイエットも難しくなります。
筋肉だけではなく、ときには肝臓の機能を回復させることも大切です。
・肝臓に必要な栄養素をとる
・肝臓を休ませる
肝臓や腎臓といった内臓は、多少のことでは痛みなどが起きないので、症状の進行に気がつきにくいです。そのため、日頃から生活習慣や体調について気をつけることが大切なのです。
アルコールや甘いもののとり過ぎには要注意ですよ。
最後まで読んで下さいました方へ、
どうも有り難う御座います。
mitineco
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