2017年9月23日土曜日

新しい環境への不安がある?それは今が幸せの証拠だった!?

こんにちは。
mitinecoです。



台風の多い秋の季節には、気圧の変化や寒くなっていく気温から、不安な気持ちになりやすいです。

人間は環境次第で気持ちが大きく左右されてしまうし、自分だけが特別苦しい目に合っていると感じやすいです。

悪い環境にいると大切なものまで見失ってしまうので、ときには限界を超える前に行動をするべきです。

この記事は行動をするのが不安な人へ、少しでも参考になればと思って書いたものです。



|苦しい環境は誰がどうやって作り出すのか?


月曜日には電車がよく止まったり遅延したりしますよね。

この理由は「もう仕事行きたくない」といった、精神的に追い詰められた人が「楽になりたい」と、電車に飛び込んでしまうためと言われています。

私もはじめて就職した会社を「辞めよう」と決心してから、それを上司に伝えるまでは、会社に行くのは気が重かったです。

中にはいじめや派閥争いなどで孤立し、会社に居場所がない人もいますよね。そういう人は、私とは比べものにならないくらい気が重いことでしょう。



ただ覚えておいて欲しいことが2つあります。
1.人は一瞬で孤立することはない
2.どんなときでも味方は存在している



当たり前に思う人も多いことと思いますが、人間は一瞬で孤立することはありません。

必ず選択を迫られて、だんだんと孤立してきます。

基本的に選択を迫られて、相手の意にそわない返事をしたことにより、派閥から追い出されたり、いじめの標的にされます。

ものすごくキャラが強いとかでなければ、数回のやりとりを経てだんだんと関係が悪化していきます。

キャラが濃い場合には、いきなり挑まれるようなこともあり、そのときの対応次第で、一気に気に入られるか、ターゲットにされるかの2択になりやすいですね。



そして、ありきたりな言葉かもしれませんが、もしもいじめの標的にされた場合でも、必ず味方になってくれる人はいます。

しかし気が動転していると、せっかく差し伸べてくれた手を警戒し払ってしまったりと、悪い方へと空回りしてしまうのです。

周りの助けを見失い、より悪い環境へと陥っていく原因の半分は自分自身にあるのです。



1.人は一瞬で孤立することはない
2.どんなときでも味方は存在している

だからこそ、

自分の周りにどれくらい味方や中立の人間がいるのかをしっかりと確認して、その人たちに真摯に向き合うことが大切です。



それは決して同じクラスや職場にいるとは限りません。

別のクラス、別の職場、別のコミュニティ、別の住処、どこか別の国など数え切れないほどの可能性があります。

「もしも今より悪くなったら」と考えてしまう人もいますね。

私には「今より悪くなる」と思えるほどに、その人は恵まれているように感じます。



|今より悪くなると思えるのは幸せの裏返し?


私の友達Aの話しをしましょう。


Aの両親は離婚し、彼は母親に引き取られました。

彼が5歳のとき、買い物に行ったスーパーで母親から「ここで待っていなさい」と言われ、Aは閉店まで待っていたのですが、母親は戻ってきませんでした。

Aは警察に保護されて、祖父の元へと預けられました。その数日後、Aの母親は新しいボーイフレンドと暮らしているのを警察が発見してくれました。

幸い祖父の人間性はよかったため、Aは祖父の元で暮らし高校生になりました。

ただ、両親に捨てられたAは、ほかの生徒から仲間はずれにされてしまいます。そのため、昼食はいつも一人きりで食べていました。

そんなAが大学受験をする頃、Aの父親が文無しとなって暮らすところを求め、Aの祖父のところに転がり込んできました。

無事に大学受験にも合格して嬉しそうなAでしたが、入学1ヶ月前にAの父親は、Aが大学に行くために貯めた入学金を盗んで行方をくらませてしまいました。

仕方なくAは大学入学を諦めます。




いかがでしょうか?

何不自由なく平穏に育ってきた普通の日本人の感覚なら、言葉が出なくなりませんか?

私もはじめてこの話を聞かされたときは、唖然としました。

A自身も「必死で気にも止めなかったけれど、よく考えたら非行に走ってもおかしくないね(笑)」と語っていました。

そんなAを救ったのは、合気道をしていて頭脳明晰だった祖父の教育と、学校外のストリートダンスチームです。



もともと別のところに住んでいた祖父や、年齢も住処もバラバラなダンス仲間、両親やクラスメイトとの普通の生活では得られないような存在です。

頼れる両親もいないし、クラスに友達もいない。

それでも「失うものなど何もない」くらいの気持ちで突き進んだからこそ、こういった出会い恵まれたのです。

たいていの場合は親がいたり心配してくれる友達がいたりして、Aの最もひどいときの状況に比べたら、だいぶマシと言えるのではないでしょうか?



ちなみにAは、法学部の試験結果と司法試験の解答結果をもって弁護士事務所へと訪ねて、事務員として雇われました。

そのほか、法律やお金の知識のおかげで、アメリカに家を買ったりして楽しく暮らしています。

努力次第で人は何だってできるという見本のような、私の大切な友人です。



|まとめ


1.人は一瞬で孤立することはない
2.どんなときでも味方は存在している

自分の周りにどれくらい味方や中立の人間がいるのかをしっかりと確認して、その人たちに真摯に向き合うことが大切です。

とくに「もしも今より悪くなったら」と考えてしまう人は、自分で思っているよりも恵まれています。

ちょっかいを出してくる周りの連中よりも、あなたの周りにいる幸せのカケラに目を向けるようにしましょう。



最後まで読んで下さいました方へ、
どうも有り難う御座います。

mitineco


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