2016年9月21日水曜日

【みちトレ】ストレッチと休息

こんにちわ!
気圧の変化で、ばて気味のみちねこです。


今日は初心者の人向けにストレッチの話などを書こうと思います。

皆さんも運動や筋トレの時にストレッチをされていると思いますが、
ストレッチは運動前と運動後で期待する効果や注意点が違うのは知っているでしょうか?


運動前のストレッチは怪我をしないため〜、、、なんてよく聞きますが少し違っていて、
本来運動の前にストレッチをする理由は、稼働域を広げて運動パフォーマンスや普段刺激を与えられない筋肉まで刺激を送れるようにするためです。主に動的ストレッチで体に熱を入れるようにストレッチします。
怪我を予防するのならばストレッチするのではなく、しっかりウォームアップする方が大切です。

反対に運動の終わりに行うストレッチは、運動や筋トレで緊張してしまった筋肉をほぐしてリラックスさせる目的があります。緊張した筋肉をそのまま放置してしまうと、筋肉の張りで血流が悪くなり回復が遅くなるだけではなく、体が固くなる原因にもなります。こちらは主に静的ストレッチで深呼吸するようにリラックスします。
このタイプのストレッチを運動前に行うと体が冷めてしまったりするだけでなく、筋肉がリラックスして脱力している状態なので、運動により痛めてしまうこともあります。


まとめると、
運動前には動的ストレッチで筋肉に熱を入れて運動の準備をして、
運動後には静的ストレッチで筋肉の緊張を和らげリラックスすると良いでしょう。




大抵の方はここまでの話で満足するのですが、
本当に気をつけるべきことは他にあります。

勘の良い方は気づいているかも知れませんが、運動やストレッチは一日の中でごく一部分の時間です。ということは、体が固くなったり疲れが取れない理由は運動やストレッチだけではない場合がほとんどです。

結論から言うと、ほとんどの方は生活習慣や職業上の理由で 姿勢 が悪いです。



例えば、頭が前に出てしまい首がつられて前に倒れてしまうストレートネック。
これがひどくなると、肩もつられて前に出てくるのですが、このレベルまで来た場合は首だけでなく鎖骨周りの筋肉も凝っている方が多いです。

最近、パソコンやスマホが普及したことで、手で入力作業を行いながら画面を見ることが増えたので、体を丸めるような姿勢を行う時間が増えました。

皆さんも、長時間スマホを使ったとき、PCで資料などを作成したり調べものをしたとき、一段落して背伸びをしたことがあると思います。これは、気がつかないうちに緊張した体を無意識にストレッチしている状態です。

しかし、スマホやPC作業が習慣になり、次第に背伸びの回数が減ってきたり作業時間自体が増えてきたりするうちに、緊張した姿勢が癖となってきます。

いつしか、緊張に緊張が重なり、痛みや重い感覚を感じてから初めて、首や腰などの痛い筋肉を『ほぐそう』とか『鍛えよう』となるのですが、、、

ガチガチに固まった筋肉をほぐしたとしても、同じ生活ですぐに元の固さに戻ってしまう。もしくは、鍛えようとしても固くなった筋肉は動かせずに周りの筋肉に余計に負担がかかり、変な箇所が痛くなってしまう。他にも色々な症状に悩まされる方が本当に多いように感じます。


では、どうしたら良いのですか? とよく訊ねられるのですが、、、
一言でいうと、生活習慣を変えるのが最も効果的です。

ただ、そうもいかないと思うので、いつもやって頂いているのは、
スマホをやる姿勢を気をつけるとか、
PC作業を長時間やらないとか、
こまめに背伸びやリフレッシュをするとか、
ちょっと気をつけるだけで簡単にできることです。



少し話しは変わりますが、
筋肉が最も回復するのは睡眠時に成長ホルモンが分泌されるタイミングです。

このとき、体がほぐれていれば、血流がよいので栄養素が効率よく運ばれ老廃物もうまく取り除かれます。

逆に、上記で述べたような運動や生活習慣による筋肉の凝りがあると、血流が滞ってしまうために栄養が運ばれにくく回復しにくく、老廃物は取り除かれにくくて疲れも残りやすくなります。


みちねこが今回伝えたいことは、
運動や筋トレを頑張ってみたものの、肩こり腰痛などが治らない方は特に、

ご自身の現状の生活習慣に、体調不良の心当たりがないかどうか、よく考えてみて下さい。そして、医者やインストラクターに相談する際は、思わぬ解決の糸口となりますので、この生活習慣についても伝えてみて下さい。




トレーニングは運動、休息、食事のバランスが良くないと成功しません。
休息とストレッチについての基礎を今回は紹介しました。

皆様のトレーニングがうまくいきますように。
mitineco




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