こんにちは。
考え事をしていたら
少し昔のことを思い出していたので、
今日は雑談をしようかと思います。
私は以前、
プールコーチや
個別塾の先生を
していた時期があります。
子供達からはマッチョ先生とか
いつも笑ってる先生とか呼ばれてましたね(笑)
現代の教育現場について常々考えているのが、
・先生が、やたらと子供の発想の芽を潰す
・先生が、親に対してやっている風に取り繕う
ということです。
例えば、
スイミングでいえば、
頑張っているように見えるから、
水をはたくバタ足の指導を
直属の上司から強要されたり(笑)
塾でいえば、
受験に向けての調整を段階を踏んで行っている時に、
中間テストは目標ラインに届く計画なのに
中間の満点に向けた教材を強要されたり(笑)
まぁ、
受講費を払っているのは親なので、
これらも大事なことですが、
やはり生徒本人たちには
なんとなく遠回りしているのが判るようで、
モチベーションが低下しますね。。。
そして、
この強要をしてくるタイプの人間は
とても厄介な存在でして、
派閥を作ったり
色々と詮索をするくらいなら
笑って許せるのですが、
せっかく才能のある子達を
お説教部屋に連れて行く始末である。
そして、
子供の自由な考えを、お説教で塗りつぶし
本人は良いことをした気持ちに浸っている。
生徒が他人に迷惑をかける方向に向かっていたり、
親が自由な発想なんていらないと考えていたら、
それは良いことなのだろうが、
だいたいは事後報告で、
親は「ご迷惑をおかけしました」
「ありがとう御座います」
くらいしか言えない状態なので、
このタイプの先生は、
自分が正しいと盲信し続けているのである。
幸いにも、
スイミングの方は現場責任者が、
塾の方でも塾長が、
双方の話をしっかり聞いてくれる人で、
私の指導方針や計画を説明したら、
「そのままやってくれ」
と理解して頂けたので、
やっていくことが出来たが、
その方針についていけずに
辞めた先生や生徒も多数いました。
スイミングの方は、
私が抜けた後の半年間で
バイトスタッフが総入れ替えに
なるくらいでした。
あの環境でよく頑張ったよ、私。。。(笑)
懐かしいエピソードを一つ。
バタ足の練習で、つま先を立ててしまい
水をすくうようにやってしまう子がいました。
当然ほとんど進みません。
けれどヒックリ反らないように
絶妙なバランスをとっていました。
その場で私は生徒に
私「お!◯◯ちゃん 凄いバタ足してるね~」
子「でもね全然進まないの(泣)」
私「これはシンクロのバタ足だから進まないんだよ」
(私がやってる所を実際に見せながら)
私「みんなのはこう、◯◯ちゃんはこうなの」
「◯◯ちゃんはどっちがやりたい?」
子「みんなと同じのがやりたい」
私「よ~し、じゃあ足の形をこうして~、もう一回やってみよう!」
こういう感じで説明すると
だいたい一回で子供たちは理解してくれます。
その後はすんなり終わり、
時間が余ったので、
その子供がやっていたバタ足を
他の子供たちにも教えて
みんなでやってみました。
みんなバランスを維持できなくて
グラついたりヒックリ反るので大笑いしたり、
元々やっていた子は上手にできるので、
この日のヒーローになったりと
楽しい1時間でした。
とある日、
私の上司のクラスで、
同じバタ足をしている子供がいました。
上「いいっ? 正しいバタ足はこうっ!」
(バタ足中の子供の足を持って直させる)
(しかし、折り返してくると戻っている)
上「なんど言ったらわかるのっ?! こうっ!!」
(子供泣き出す)
泣きじゃくってしまい動けない子に、
「やりたくないなら帰っていいよ」と
お決まりのお説教をして、
子供はプールサイドで泣き止むまで放置し、
泣き止んだら合流して再開。
結局その子も、
ある程度上達したら辞めてしまいました。
だって泳ぐのは楽しいけど、練習楽しくないもん
みたいな事を言っていた気がします。
私はコーチを辞めてから1度、
例のヒーローになった子に街で会いましたが、
その子もプール辞めて、体育教室に通ってると
報告してくれましたね。(笑)
コーチいないから楽しくないってね(苦笑)
皆さんの周りにも、
我の強い女上司がいましたら
是非お気をつけ下さい。
そして、
経営者や責任者の皆様、
このタイプの人間に
何かしらの教育係に置く場合には、
目の届かない所で、
何かしていないか
よく確かめた方が良いですよ。。。
ここまで読んで頂いた方、
どうもありがとう御座います。それでわ!
mitineco
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