2017年2月24日金曜日

みちねこ雑談 20170224【暖炉とソファの暖かい関係】

こんにちは。
mitinecoです。

今日は個人的に
お気に入りの話を一つ
紹介していこうと思います。



【暖炉とソファの話】
アメリカの映画なんかで
寒い冬のワンシーンなんかで

暖炉でマシュマロを焼いて
ソファに深く腰をかけて
美味しそうに食べていること

結構ありますよね。



昨今、
ソファに深く座ると、
坐骨が寝てしまい

腰に負担がかかるから
浅く腰掛けましょう!

なんて言われるようになり
深く腰掛けることに

やたらと否定的な世の中に
なったように思います。



確かに、
骨格の面から見ると、
正しい情報なのです。

ですが、
見逃されている項目が
あることをご存知でしょうか?

おそらく都会で暮らしている分には
全く意識しなくても
平気かもしれませんが、

答えは「温度」です。



暖炉の話を使って説明しましょうか。

身体の暖炉側面で熱を受けます。
身体は温まりますよね。

しかしながら、
背面と温度差があると、
背面から熱が逃げていきます。

これでは、
いくら火に当たっても
身体は温まりません。

そこで、先人たちは
背もたれに寄りかかりました。

すると背面もソファも温まっていきます。
布地の間の空気も温まっていきます。

空間にある空気は温まると
天井に昇って行ってしまいますが、

ソファの布地が暖かい空気を
閉じ込めていてくれるため、
熱を逃がしにくいのです。

つまり、

寒い冬に暖をとるためには、
深く腰掛けることが
効率的なのです。



さらにもう一つ覚えておいて
頂きたい話があります。

私のブログやツイートで
時々書いてはいますが、

人間は変化があると
対応しようとする生き物です。



例えば、「連日暑い日や寒い日」よりも、
「暑い日と寒い日が交互にくる」場合では、
後者の方が疲れを感じ安いです。

これは、外気の変化に対して、
体温を一定に保つために、

体内のエネルギーを消費して
熱を生み出したり、汗をかいて冷やしたり
しているからです。



暖炉やヒーターで片面から熱を受け
背面から放熱している状態も、

身体の温度を一定にしようとするため、
表面は汗ばみ、背面は震えたり
することがありませんか?

温度変化に敏感な人は
心当たりがあると思います。

たとえ鈍感だとしても、
同じような反応が多少なりとも
起きているはずなので、

長時間続けていると、
疲れてしまうことでしょう。



休む時には、
ソファや布団を利用して
しっかり体温を保ちましょう。

気温が落ち着いてきたり
部屋の温度が快適ならば、

浅く腰掛けて、
筋肉を労ってあげましょう。



先人たちが続けていた習慣には
何かしら意味があるものです。

何も知らずに続けることも
良くありませんが、

何も知らずに否定することも
同様に良くないと思います。

せっかくデータベースがあり
クラウド化のおかげでいつでも
確認ができるのですから、

情報をどんどん共有して、
調べればわかるようにしていけば

むやみに過去の文化が消されるのを
防げるのではないでしょうか。

なんて良いことを呟いてみて、
今日は終わりにしましょう(笑)



こちらの「エコハウスのウソ」に
今回の話も出てきますので、

興味があれば是非とも
買って読んでみて下さい。

専門家様的には、
初心者向けの1冊だそうです。
(難しいように感じましたが 笑)

(写真)




最後まで読んで下さいました方へ、
どうも有り難う御座います。

mitineco


0 件のコメント:

コメントを投稿