2017年6月4日日曜日

ツイッターにアラビア語圏の方が多いのはなぜ?



こんにちは。
mitinecoです。

最近ツイッターの、みちbotのフォロワーにアラビア語圏の方が増えてきて、タイムラインがカオスなことになってきていて楽しいです(笑)




|アラビア語圏について


少し前のIS関連のニュースを引き金に、イスラム教=怖いというイメージが日本中に広まったような気がします。

その前から、イラクの内戦などで中東のアラビア語圏の印象は「危険な地域」という方も多いことでしょう。

危険意識が強すぎる方は「イスラムが私を監視している」なんて思ってしまったりするのかな(笑)



私はそんなことはないと考えていて、中東で戦争を起こしているのは一部の人間で、多くの人間は文化的で国際交流を望んでいると考えています。

中東で争いが絶えないのには理由があります。中東では昔から部族同士の争いがあります。特に強い部族、それに次いで強い部族、2つ合わされば最も強い部族、などなど群雄割拠の戦国時代みたいなものです。

この上位の部族の片方にはアメリカが、もう片方にはロシアが武器や物資を与えて、代理戦争という状態になっていたり、他の部族も隙を見て領土や物資を得るために争いが頻発していました。

土地などを奪い取り儲かる戦争はよく起きますが、長く続いて割に合わない戦いは起きないものなのですが、武器や物資を提供するスポンサーのせいで、戦争が長期化し、恐ろしい世界になってしまうのです。



|戦いに明け暮れた日本の過去


豪族の時代、政治争いの平安時代、源氏と平家が争う時代、そしてまた群雄割拠の戦国時代、豊臣政権や江戸幕府の平和な時代を経て、新選組などが活躍する近代へ時代が変わってきます。

特に戦国時代では、日本も一歩間違えば、この代理戦争のような状況になっていたのかもしれない、と思ったら、親近感が湧いてきませんか?

なんだかアラビア語も日本語の平仮名に似ていたり、八百万の神といってあらゆるものに神様が宿ると考えている日本と、色々な神様が登場するヒンドゥー教にも、どことなく共通するものがありそうです。



ここでイスラム教に話を戻しますが、イスラム教とユダヤ教とキリスト教は実は同じ神を崇拝しています。イスラム教では「アラー」、ユダヤ教では「アドナイ」、キリスト教では「ゴッド」と呼ばれています。

もともとアラーはアラビアの多神教の神々の中の一つだったのですが、ムハンマドがメッカを占領すると、他の神々の像は全て破壊され、アラーの像だけが崇拝されるようになったようです。

遠い国の話ですが、調べれば調べるほど、日本でも起きていたかもしれない内容です。

そんな、何かと共通点の多い中東アラビア語圏なので、戦国武将のように血の気の荒い人間もいれば、普通の日本人みたいに温厚で気さくな方も数多くいることでしょう。



|個人的なイメージ


中東と日本の共通点が意外に多いことが分かって頂けましたでしょうか?

日本人がフェイスブックやインスタグラムといったSNSを使うように、中東の方がツイッターをしていても普通のことでしょう。

それに、周りで争いがあったりするからこそ、世界中の色々な人々と友達になり、さらに大きな価値観を持とうとしているのかも知れませんね。




|まとめ


中東で有名な宗教は「ヒンドゥー教」「ユダヤ教」「イスラム教」などですが、この中でもともとインドやネパールを中心に中東で愛されてきた「ヒンドゥー教」は数多くの神様を信仰する宗教です。

ヒンドゥー教は日本の多神教と似たものがあります。ちなみに、コックリ様には嫉妬深く大切にしないと祟られるという話がありますが、このコックリ様はヒンドゥー教の「ダーキニー」が「荼枳尼天」として日本に伝わり白い狐として祀られたためです。

こんなものにも中東との繋がりがあると思うと、なんだか面白いものですね。




最後まで読んで下さいました方へ、
どうも有り難う御座います。


mitineco

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