こんにちは。
mitinecoです。
最近はPC作業が増えたことで、私も肩こりになりやすいです。
治し方を知っていても、生活のほうをうまく改善できないと、まだまだ人間としての実力不足を感じますね。
そんなこんなで、やや症状の重い肩こりで奥歯が腫れてしまったのですが、今までのマッサージを少し変えたところ症状が落ち着いたので、とりあえず報告として記事にしますね。
|歯茎に影響する胸鎖乳突筋
耳の下から鎖骨の内側にかけて伸びている筋肉がありますよね。よく首筋の筋肉をもいわれるものですが、これが「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)」です。
この胸鎖乳突筋が張っていると、歯茎のリンパ液が心臓に戻れなくなるため、歯茎が腫れます。
歯茎が腫れることで噛み合わせが変わったり、噛むときに痛みを感じたりすることもあります。
胸鎖乳突筋のほぐし方は、耳のつけ根から鎖骨に向かって撫でるようにするものが代表的です。
他にも、軽くつまむようにして外側に向かってほぐす方法など、いくつかマッサージのやり方があります。
頭を傾けることでストレッチする方法もあります。
|大胸筋のトリガーポイントをほぐすと効果的
これらのマッサージやストレッチも時々やっているのですが、それよりもおすすめの方法は、大胸筋のトリガーポイントをほぐすことです。
大胸筋は意外に長くて、胸の谷間から腕の内側(上腕二頭筋)の辺りまで伸びています。
この大胸筋と、肩の三角筋が重なっている箇所があるのですが、この部分に特にコリができます。
探し方は、鎖骨から指2本ほど下の距離を外側から内側にたどって、押していきます。
すると、押したときの痛みが強いところ、他よりもやや筋肉の張りがあるところが見つかるはずです。
特に痛いところがトリガーポイントです。
内側から外側に向かって指で押したりするのも良いのですが、指が疲れやすいため、テニスボールなどを使用すると効果的です。
テニスボールを押しつけて転がす。駒をまわすようにグリグリとこすり当てる。といった刺激の仕方がおすすめです。
やり過ぎも体によくないので、20秒を3セットとか、少し痛みが和らいだら、一旦その程度で終わりにしておきましょう。
鎖骨の下にある大胸筋の血流がよくなると、鎖骨の上にある胸鎖乳突筋の血流も改善しやすいです。
胸鎖乳突筋と比べて大胸筋のほうが大きく血流の交差点のような存在なので、大胸筋がほぐれていれば、胸鎖乳突筋が凝ってしまう人は滅多にいません。
|大胸筋の内側も胸鎖乳突筋に影響していた
これらのマッサージやストレッチ、さらに大胸筋のトリガーポイントをほぐしていたのですが、歯茎が腫れてしまったワケです。
ケアと症状のひどさから、私のようなパターンはかなりのレアケースかもしれませんね(笑)
今回たまたま、えこうさが胸鎖乳突筋の場所を誤解して、鎖骨ではなく胸骨のつけ根をほぐすと良くなるって書いてあるよ。と言っていきました(笑)
実際、胸鎖乳突筋は斜めについていますよね。
まっすぐにたどっていくと、胸の中央に向かっています。
「もしや大胸筋のトリガーポイントだけではなく、胸の内側付近の大胸筋全体が重要なのかも」
と感じて、胸鎖乳突筋の延長上にある大胸筋をほぐしてみました。
すると奥歯の痛みが、スーっと消えていったので、正解だったようです。ついでに三角筋の外側(腕の外側)の張りや痛みも消えてくれました。
|まとめ
奥歯の腫れに直結する筋肉は胸鎖乳突筋です。
しかし、胸鎖乳突筋をほぐしても効果が得られないときには、大胸筋からほぐしてみた方が良いです。
大胸筋は大きいため、鎖骨の下や、胸鎖乳突筋の延長上などをほぐしていくのが効果的です。
最後まで読んで下さいました方へ、
どうも有り難う御座います。
mitineco
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